夢の頃 ゆめのころ
指の衣 ゆびのころも
冬の春 ふゆのはる
君の匙 きみのさじ
宵の耳 よいのみみ
神の結 かみのゆい
飴の葉 あめのは
孤の締結 このていけつ
彼の少年 かのしょうねん
苦の静寂 くのせいじゃく
其の遊園 そのゆうえん
或る優越 あるゆうえつ
語の介入 ごのかいにゅう
狡猾競技 こうかつきょうぎ
受胎妄想 じゅたいもうそう
軽妙談義 けいみょうだんぎ
少女様式 しょうじょようしき
依存人種 いぞんじんしゅ
水中鼓舞 すいちゅうこぶ
床下番号 ゆかしたばんごう
終焉粒子 しゅうえんりゅうし
錯綜世界 さくそうせかい
線香飴 せんこうあめ
結仕掛 ゆいじかけ
横恋慕 よこれんぼ
仮理解 かりりかい
霧由来 きりゆらい
夢見鶴 ゆめみづる
◆補足
横恋慕・・・他人の配偶者、あるいは愛人に横合いから思いを寄せること。